チャイルドアーツアカデミーでは、
共食の文化を大事にしていて、一緒に
ご飯をいただくのはもちろんですが、
協力してご飯を作り、食べ物のありがたみ、
食事を作ることの楽しさを共有します。
今回は稲刈りの前に親子でカレーを作りました。
カレーに使用したお米は、
昨年収穫したイセヒカリになります。
昨年収穫したイセヒカリを食べてから
稲刈りに臨みます。
定番のカレーですが、
皆さんで協力して野菜を切り、
肉はお母さんたちが下ごしらえをして、
カレーをぐつぐつ煮込みました。
自分たちで作ったカレーは格別の美味しさで、
2杯、3杯とおかわりして、稲刈りの前に英気を養いました。収穫から調理までの一連の流れを
体験することで、「食」のありがたみを
少しでも実感してもらえたら嬉しく思います。
チャイルドアーツアカデミーでは、
日本の文化や伝統を、体験を通して
学んでいくプログラムを行なっています。
「体で知る」
今回は地元の方にもご参加いただいたのですが、
初めて参加される方は「稲刈りはすごく大変そう」とおっしゃっていました。
実際に九月は長雨が続いて田んぼが
ぬかるんでおり、
非常に大変だったのですが、
それも実際に体験してみないと
分からないことです。
体験された方からは、「大変だったけれど、
鎌で稲穂をザクッと刈るときの感覚や、
田んぼ独特のぬかるみなどを体感できて良かった」
という声をいただき、
体験を通して知るということは
非常に大切な事だと改めて感じました。
子どもたちにとっても
本当に大変だったと思うのですが、
途中で誰も離脱することなく、
最後までやりきったことは
非常に良い経験になったのではないかと思います。
「思いやり」
今回、参加者のお子さんの中に
一歳七ヶ月のお子さんがいらっしゃいました。
初めて来る場所ということもあり
途中で泣いてしまったのですが、
小学生のお兄さん、お姉さんをはじめ、
他の子どもたちが優しく見守ってくれました。
保護者の方が稲刈りをしている間も、
みんなでその子を見守り、
年上の子が下の子を自然に気遣うという姿勢が、
この共同作業を通して自然と生まれてきたことは
非常に素晴らしいことだと感じました。
「つながり」
子どもたちは稲刈りの前後で、
池でザリガニやメダカを観察したり、
石の下にいるナメクジがいないか探したりと、
自然の中での遊びを楽しんでいました。
稲刈りはもちろん、
そうした自然の遊びを通して、
自然の学びを得るという
「つながり」を感じました。
また、「ふとまにの里」の稲刈りは
すべて手作業で、刈った稲を
稲架(はざ)掛けします。
これは昔の人も同じようにやってきたことであり、
連綿と続く日本人のDNAに刻まれているものです。
時代を超えた人とのつながり、
そして自然とのつながりを通して、
無事に稲刈りを終えられたことを
嬉しく思っております。
最近は、「ふとまにの里」の夏祭りや
収穫祭をきっかけに、「ふとまにの里」に
興味を持ってくださり、
こうした稲刈りなどに参加される地元の方も
増えてまいりました。
地元の方々と一緒に
この里吉で稲作ができることにも、
大きな喜びを感じております。
稲架(はさ)掛けした稲穂は
10日ほど天日干しして、
脱穀(だっこく)を行いました。
※脱穀とは、稲穂の粒(もみ)を
茎から取り離す事です。
脱穀したもみは、もみすりと精米を
経て白米になります。
お米は11月23日に行われる新嘗祭
(にいなめさい)にて、初穂刈りで
刈った稲穂と共に献饌(けんせん)
されます。
新嘗祭(にいなめさい)が終わったら
美味しくお米をいただきましょう。
稲刈りに参加された方には、
後日、お米をお渡しいたします。
ふとまにの里では、季節の歳時記に
合わせてワークショップを
行っております。
次回は2027年1月に開催を
予定しております。
ご興味ある方は是非ご参加ください。
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