63日開催レポート

御田植え
&
じゃがいも収穫

御田植えワークショップ

斉藤祝殿宮司のお話

今回は、みんなと一緒に「御田植え」を行います。


ご飯はいつも食べてるよね?

子供たち(はい!)


白いご飯を主に食べてると思うけど、

バケツの中に浸かっているこの苗は、

白いご飯の子供です。


この苗が大きくなって、
穂(実)を着けて稲になります。


穂が大きくなると籾(もみ)になり、秋に収穫します。


収穫した籾を茎から取って、籾の皮をむき、精米すると、

みんながよく食べる白いご飯になります。


稲の中で子供に当たる苗を、みんなで田んぼに植えます。 


自然のお働き、雨やお日様、風など。。

稲作りに携わるいろんな方々のおかげで、

今年の秋に実り豊かな稲として出来上がります。


無事に収穫出来るまで、みんなで見守りましょう。


11月に新嘗祭(にいなめさい)という大事なお祭りがあります。

神様に稲をお供えして、感謝して、

神様と一緒にいただきますと言って白いご飯を食べます。


11月まで続くお米の物語が今日始まるので、

そういう意味でも、みんなで力を合わせて、
御田植えを行いたいと思います。


実際に田んぼの中に入って、

ヌルヌルした土の感覚を体験しながら、

苗をひとつひとつ丁寧に植えてみてください。


今日は、お米と繋がりのある御田植祭を行います。


みんなで元気よくお祓いを行い、

田んぼに苗を植えて、

美味しいご飯も食べて、

今日も一日楽しく一緒に過ごしましょう。 

古事記紙芝居

七澤清子先生から、古事記の紙芝居 天孫降臨のお話を
朗読いただきました。


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紙芝居後のお話


大祓で大事なのは、

この国で考えられるあらゆる罪、悪いことが全部書き出してあります。


それらの罪は、最後には全て無くなって清まったんです。 


『残れる罪は不在者ぞと』というのは、

残れる罪はもう何もないです、全部きれいになりましたよという意味です。 

それが大祓。


大祓をやり終わった後は、

ほんとに鎮まります。


鎮魂やった後みたいな状態になるから、

ぜひ最後まで頑張ってやり抜いてほしいです。

玉苗の献饌

みんなで御田植祭(CAAは電子祝殿から参加)
に献饌(けんせん)する玉苗を
お供えしました。


献饌けんせん)とは。。。

神様にお供えをする事


神様にお供えするものだから、心を込めて、

お供え物を作ります。


御田植えでも使う玉苗を、
丁寧に盛り付けて、きれいにお供えしました。

鎮魂

【鎮魂を行う時のお約束】

一つ目
玉をずっと見つ続けること


二つ目

動かない


三つ目

お話ししない


【印の組み方】
右手が太陽。全部の指を丸くします。
左手が月。下から印を組みます。


それをおへその下ぐらいにある丹田に

置きます。

御田植祭

チャイルドアーツアカデミーのお友達は、
電子祝殿を通して祭祀に参加しました。


画面越しからも祭祀の雰囲気が伝わりました。


神様に、献饌した苗を田んぼにお田植えいたします、
秋に無事お米を収穫し、五穀豊穣を

お祝いさせて頂く事を、報告しました。

②御田植え

斉藤祝殿宮司が、田んぼに火打ちをして
神聖な場を作ってから、初植えをしていただきました。


御田植えは、御田植祭に参加された白川学館の会員様と
一緒に行いました。


ぬかるみの中、手植えは重労働ですが、
一本一本丁寧に植えて、みんなで協力して、
御田植えをやり遂げました。

御田植え前の清子先生のお話


チャイルドアーツアカデミーでは、

古来より伝わる古神道をベースにした日本の伝統文化を、

子どもたちに分かりやすい形で伝えていきたいという思いで

主催しております。

  

おばあちゃんの知恵袋ではありませんが、

日本の古神道の中には、日本の叡智がたくさん詰まっていると思います。


世界に出た時に私とか僕のルーツはこんなものだよっていうのを、

みんなに伝えられるように、アイデンティティを持って

世界に羽ばたいてもらいたい思いがあります。 


日本の別名を知っていますか?

豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)と言います。


これは稲穂が瑞々しく育って豊かな国という事を象徴しています。


その豊葦原瑞穂国を、一番最初、天照大御神が

邇邇藝命に天孫降臨で地上に降り立つときに、

三種の神器とともに一緒に稲穂を持たせたと言われています。


そこで大切なのは、食べ物じゃなくて稲穂、

種を渡した事なんです。


食べ物は、食べたらなくなりますよね。


稲の種を持たせていただいて、それを蒔いて生産するという事は、

人からものを奪う必要がないという事です。


すごく大切なことですね。


戦争は人からものを奪うことで始まってしまうので、

やっぱり平和をすごく大切にしているのではないかなと思っています。

じゃがいも収穫

3月のCAAで植えたじゃがいもを収穫しました。

種いもに、美味しいじゃがいもになった
イメージの言葉やイラストを書いた
【言霊の畝】のじゃがいもは、
やっぱり大きないもに育ちました。

前日の雨でドロドロの土でしたが、
じゃがいもを見つけると、夢中で掘り起こしました。


じゃがいもは、お土産でお持ち帰りいただきました。


自分たちで植えたじゃがいもは、

やっぱり美味しいですね。