※今回は、天気の都合でプログラムを一部変更し、5月31日にかかしを作り、6月1日に御田植を行いました。
御田植えの前に田んぼや土地を
守ってくださる【かかし】を作りました。
かかしには、久延毘古命
(くえびこのみこと)という
古事記にも出てくる、
田んぼや土地を守ってくださる
神様が納められています。
五穀豊穣や土地の安全を願い、
皆さんでかかしを作りました。
支柱を縦横に組み合わせ、
久延毘古命を納め、服を着せ、
服に稲わらを詰めます。
かかしの顔を書いて完成!
稲穂が出る直前(7月下旬頃)に
田んぼに立て、お米が献饌される
新嘗祭(11月23日)まで
田んぼや土地を見守っていただきます。
雨の影響で、翌日の6/1に御田植を
行いました。
斉藤祝殿宮司に初植えを行って
いただき、御田植えの安全と
五穀豊穣を祈りました。
初参加の子どもたちは、
最初は田んぼを歩くことも
ままならない様子でしたが、
すぐに慣れ、一本一本ていねいに
苗を植えていきました。
子どもたちも御田植した苗の成長が
楽しみ〜!とニコニコして
苗を植えた田んぼを眺めていました。
自分で植えた苗には
特別な気持ちが入ると思います。
その特別な想いが一苗一苗に乗って
活着し、分けつしていきます。
分けつした苗に穂が付き、
こうべを垂れて秋に収穫します。
お米は我々の大事な主食ですし、
日本の文化を作ってきた歴史も
あります。
子供たちが田んぼ作業に
関わることによって、
食べ物、自然、農業といったことに
少しでも興味を持ってもらえたら
嬉しく感じます。
チャイルドアーツアカデミーでは、
季節の歳時記に合わせて、
体験を通して日本の文化を学び
生きる力を養うプログラムを
行っております。
次回は10月4日(土)に稲刈りを
行う予定です。
ご興味ある方は是非ご参加ください。
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