3月2日チャイルドアーツアカデミー開催レポート
①ひな祭りワークショップ
ひな祭りをお祝いする雛祭祭祀を
第二祝殿で行いました。
子どもたち自身で、さくら餅と
果物を献饌(けんせん)して、
大きな声で祓詞(はらいことば)
を奏上しました。
斉藤祝殿宮司が祝詞(のりと)を
奏上し、雛祭のご報告と子どもたちの
健やかな成長、そして世界の
平安清明を予祝いたしました。
祭祀の前にお供え物を献饌する時、
これは神様にお供えするものだから
しっかりしなくてはいけない!
という声や緊張するという声が
子供たちから挙がりました。
祭祀の経験を重ねることによって、
祭祀の神聖な空気感を子供ながらに
感じているようです。
【鎮魂】
鎮魂は、以下3つのルールに
則って行います。
①玉をずっと見つ続けること
②動かない
③お話ししない
【印の組み方】
右手が太陽。
全部の指を丸くします。
左手が月。
下から印を組みます。
それをおへその下ぐらいにある
丹田に置きます。
今回は、普段よりも
少し長めに鎮魂を行いました。
回を増すごとに子どもたちの
鎮魂への向き合い方が
進化しています。
普段は走り回っている子どもたちも、
玉が置かれた瞬間スイッチが
切り替わり、スーッと鎮魂石に
フォーカス出来るように
なってきました。
子供たちの成長を感じます。
②巻き寿司作り
みんなで巻き寿司を作って、
ひな祭りをお祝いしました。
酢飯に桜でんぶを混ぜ、
チーズかまぼこやきゅうりを
巻いて作りました。
太い巻き寿司を作るのは
なかなか苦労しましたが、
美味しい巻き寿司が出来ました。
お祭りの後にみんなで巻き寿司を
作り、自分たちで作ったものを
みんなでいただく。
共食のありがたみと楽しさを
満喫しました。
③じゃがいもを植えよう!
子供たちからじゃがいもに
言葉を書いて植えたい!
という声をいただきました。
子供たちには、それぞれ自分が
じゃがいもに対して
こうなってほしいという
純粋な想いを書いてもらい、
植えました。
今回も比較実験ということで、
言霊を書いたジャガイモの畝と
通常栽培の畝で生育を
観察していきましょう。
④流し雛創作ワーク
流し雛を作ってふとまにの里の
小川に流し、自身の穢れ(けがれ)
や不浄をはらいました。
流し雛は、紙コップや画用紙を
使って、お雛様と
お内裏様(だいりさま)、箱舟を
作りました。
流し雛の創作ワークは動の集中力が
発揮されました。
動き出すまでに時間がかかる子も、
一度スイッチが入ると
自分が納得出来るものを
トコトン作りこんだり。。
すぐにパパッと動いて
たくさん量産できる子もいたり。。
マイペースで
黙々と取り組む子もいたり。。
子供それぞれの集中力が
発揮されました。
流し雛という一つのテーマの中で、
自分のアイディア、デザインを
流し雛に表現して、自分が納得いく
形の流し雛を作りました。
創作後、自身の穢れ(けがれ)や
災いなどを流し雛に託して、
ふとまにの里の小川に流しました。
小川に流した流し雛は、
田んぼで回収をして、
後日お焚き上げを行いました。