2024年3月2日（土)
Child Arts Academy

子供達の健やかな成長やご家族の無病息災を願い、
第二祝殿にて、ひな祭り祭祀を行います。

斉藤祝殿宮司が祝詞（のりと）を奏上し、
神様にひな祭りを報告します。

ひな祭りでは、桜餅を献饌（けんせん）します。
献饌した桜餅は、お昼にいただきましょう。

ひな祭りは、子どもの健康や成長を祈り、
途中で挫折せずにしっかりと守り、導く【親の決意の日】

でもあります。

3月最初の巳の日に行う上巳（じょうし）の節供は、
身の穢れや不浄をはらう行事がはじまりとされています。

人の形を紙や草木でこしらえて、
それで身体を撫でて自身の厄を移し取り、
水に流すことで祓いを行いました。

これが【人形ひとがた】と呼ばれ、

のちに雛人形の原型となっていきます。

※白川学館小冊子　ハレノヒのしつらひ 雛祭より引用

チャイルドアーツアカデミーでは、それぞれが流し雛を創り、

ご自身の厄を移し取り、ふとまにの里の小川に流し、
祓い清めたいと存じます。

ひな祭りをお祝いして、みんなで巻き寿司を作りましょう！

おみそ汁も一緒に作って、お昼にいただきます。

今年もみんなでじゃがいもを植えましょう！

収穫したじゃがいもは、、、
カレー、じゃがバター、肉じゃが、コロッケなど、、、
様々な料理に活用出来そうですね。

美味しいじゃがいもをみんなで作りましょう！

「鎮魂-ちんこん-」「お祓い-おはらい-」は、
白川学館の大切な教えです。

その教えを母体にしている

チャイルドアーツアカデミーでは、

毎回欠かせないワークです。

「鎮魂」は、ただ黒い玉を見つめているだけ、
ではないのです。

私たちの中にある5つの魂（たま）

【荒魂-あらみたま】

新しいものを生み出す

【和魂-にぎみたま-】

優しさや平和を生み出す

【幸魂-さきみたま-】

収穫をもたらす

【奇魂-くしみたま-】

奇跡のような力を発動させる

【精魂-くわしみたま-】

これらの四つの魂を統合する

これら5つの魂（たま）を、

きちんとお働きいただくために行う作法です。

鎮魂する時に意識してみてくださいね。

祭祀の中で、みなさんが奏上するのは、

【三種祓（さんしゅのはらひ）】
【身禊祓（みそぎはらひ）】
【一二三祓（ひふみのはらひ）】です。

一つ一つの祓詞（はらいことば）には、
奏上する意味があります。

【三種祓】

→ご先祖様、微笑んでくださいと言って、
ご先祖様をおなぐさめしたり、
今まで自分の所まで命をつなげてくれて
ありがとうございますという意味があります。

【身禊祓】

→自分の身の穢れ（けがれ）を落として清めるための

お祓いで、場を整える意味もあります。

【一二三祓】

→創造への感謝を

表す意味があります。